50歳からの「花の歳時記」

多摩在住のひめはるぜみです。毎日の生活の中で 見落としていた身近な花の美しさ。50歳になってはじめて気がついた花の愛しさ。知らない花も多いですが、 1つ1つ綴ってまいります。

おしろいの花の黒きたね  (白秋)

白粉花  北原白秋

おしろいの花の黒きたね
爪に入るれば粉ちりぬ
幼な心のにくしみは
君の来らぬつかのまか
おしろいの花の黄と赤
爪を入るれば粉ちりぬ 


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活発でなかった妹は 隣のクリーニング屋さんのミキちゃんと ままごと遊びをしていた。ミキちゃんがいない日は、2つ上の僕の後についてきた。10歳の男の子にとって妹は遊びの邪魔だった。早く走れば 妹はついてこれない。兄を見失った女の子は泣きながら帰っていった。路地から おしろいばなの種を取ってきて人形を遊び相手にしていた。

花言葉  内気。臆病
                             2008年8月30日 昭島市 多摩大橋付近にて

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  1. 2008/08/31(日) 09:01:11|
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ひょうたん

「これは清兵衛(せいべえ)という子どもと瓢箪(ひょうたん)の話である。」
小学校の何年生だっただろうか。立派な馬琴のひょうたんと清兵衛が毎日磨いていたひょうたんのことは 今も覚えている。

今の教科書には どんな話が出ているのだろうか。
  教室で読み合わせてしている最中に泣いてしまった「ごんぎつね」
  どうぶつと人間に情があった 「手袋買いに」
  夏休みには必ず読んだ「風の又三郎」

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大人は郷愁を感じる話だが、今の子供達に情景を想像させるには 環境が変わりすぎた。
テレビゲームが童話になる時代になった。
       
                        2008年8月30日昭島市福島坂にて


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  1. 2008/08/31(日) 01:17:59|
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アベリア  はなぞのつくばねうつぎ 花園衝羽根空木(スイカズラ科)

アベリア 花言葉(謙虚)
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徒歩で通勤していると 花の甘い香りに気づくことがある。
特に 雨上がりの午前中は 湿った空気に 溶け込んでいて 
花が自分のテリトリーを主張しているかのようだ。

垣根の植物は 梅雨のころから咲いている。
暑い時期には 花の勢いが なくなったので、梅雨の花かと 思っていた。
しかし、夏の終わりの長雨にすっかり勢いを取り戻している。

SNSの友人に教えてもらった名前は
アベリア  (はなぞのつくばねうつぎ 花園衝羽根空木 スイカズラ科)  と 長ったらしい。 

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花言葉や歳時記を調べようと ヤフーでキーワード検索をするが

  「ただいまキーワード検索には多大な要求が寄せられ、結果を表示できない場合があります。ご迷惑をおかけしますがご了承ください。」 と 検索できない。

こんなことがあるのか。ヤフーを使い出して間がないが、こんなことならHPを以前のOCNに戻そうかと思案中である。

花の名前は kikoushiさんに教えてもらいました。
                                2008年8月30日 立川市高松町にて

  
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  1. 2008/08/30(土) 08:16:24|
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朝顔のしぼまぬ秋となりにけり  子規

中神町方面から 奥多摩バイパスから福島中学校を経て多摩川に向かうには、
多摩大橋への大きい道路よりも、自動車販売所の横の細い路を通ることが多い。
福島中学付近の小さい子は 玉川小学校に上がると  
細い指定通学路に面した田んぼの中に入り込み 虫を取っていた。 

横には マンションが建ち、細い路に沿った田んぼは
いつしか駐車場に埋め立てられて、風景はすっかり変わっていった。

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朝顔のしぼまぬ秋となりにけり  子規

                           2008年8月23日 昭島市福島町にて
ところで この花は朝顔なのだろうか?昼顔なのであろうか?実が出来るころに再来しよう 。

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  1. 2008/08/23(土) 22:41:20|
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ことごとく つゆくさ咲きて 狐雨       飯田蛇笏

今年の夏は暑かった。毎年同じことを言う。
お盆過ぎて、涼しくなった。毎年同じことを聞く。

宮崎産のコシヒカリを買う。
スーパーで秋刀魚を買う。
炊き込みご飯が食卓に上る。

露草は毎年同じところに生え
6月から9月まで、雨の日の気分を和ませてくれる。

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よごれたるおどろがなかに鴨跖草の
花かもさかむ水ひきていなば 
 長塚 節
      鴨跖草=つきくさ は 露草の別名 

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露草は日本国中 道端、田んぼのあぜ、
いたるところに自生していた。
毎年 毎年 同じところに咲いている。

子供たちの通学路は危険がいっぱいだ。
昔と同じ とは言ってはいられなくなった。
いつもと変わらぬように見守っておくれと頼みたいが、
あなたの住処を奪ってきたのは 私たちだった。
     
                               2008年8月23日 昭島市福島町にて
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  1. 2008/08/23(土) 11:17:24|
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白く輝く 朝鮮朝顔

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木の高さ1mくらいに 多くのつぼみを持った花があった。
8月のはじめには 数多くの白い花が咲いていた。花は 1mの高さから上に向かって咲いていき、下旬には 天頂部に移っていった。
 早くに咲いた白く長細いロート状の花は 萎びて枯れた跡にイガイガの実を残した。

朝鮮朝顔の種には有毒なアルカロイドを含有し、麻酔に使った事例の情報がある。
別名「マンダラゲ」ともいう。
      人よわす花とも見えずマンダラゲ  琴女

                         写真 多摩市一宮にて  2008年8月21日

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  1. 2008/08/21(木) 17:18:21|
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ひめはるぜみ

Author:ひめはるぜみ
多摩で暮らしてはや30年を越してしまいました。人生も残された時間が半分あるかなぁ。ふと 足元を見ると美しくけなげな花が咲いていました。 天然記念物のひめはるぜみの名前をいただいて、花から花へと飛んでまいります。

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