
もう35年も昔の話である。
中学か高校の国語の教科書に たいさんぼく を 扱った随筆が載っていた。
大きな泰山木の花が ばさり ばさら 落ちるイメージが残っていた。
春から 夏への 季節の花の移り変わりの 随筆だったかもしれない。 散歩の随筆だったかも知れない。
巨木に真っ白い花びらのイメージが 深く脳裏に刻み込まれた。
昂然と泰山木の花は立つ (虚子) その後 泰山木に会うこともなかった。
が、春になると その随筆を読みたい思いと
白い色だけが浮かんでいた。
車で仕事に向かう途中、 国立の公園に
ぽっかりと大きな白い花を見つけた。
「きっと 泰山木だろう」と 写真を撮った。
35年間 知らなかった花が 姿を現した。
あとは 随筆とめぐり合うだけだ。
2008年7月6日 国立市泉 谷保緑地にて
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- 2008/07/13(日) 20:15:38|
- 七月に見た花 2008年
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